みまつ渡辺歯科医院のブログ

こんばんは!!





お久しぶりの投稿です。


本日は、メーカーさんによるセレックの説明会があったため　参加してきました。

セレック（CEREC）とはCEramic REConstruction（セラミック修復）のことです。
これは、、コンピュータ制御によって歯の修復物（冠・詰物）を設計・製作するCAD/CAMシステムです。最近、保険治療でもCAD/CAM冠が一部に導入もされたりと 発達が著しい分野です。最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影（スキャン）し、患部の歯列をモニター上に再現。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物（冠・詰物）を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作るため、歯型を取ることがないのです。
修復物（冠・詰物）の製作を、歯科技工所に依頼することなく医院内で作製できるので、一般的な自費治療の修復物よりも経済的。また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、治療時間も約1時間と非常にスピーディーです。




このように　セレック治療は、「短時間」「高耐久」「経済的」「審美性」など優れたメリットのある治療です。
特に最近、銀歯を自然な白さのものに替えたい方や金属アレルギーを心配される方が多く来院されます。

　＞＞　関連ページ：Q&A「歯科治療による金属アレルギー」


現在、当医院では、修復物（冠・詰物）をの製作を依頼している技工所が この最新のセレックの機械を持っている為、そこに依頼して 修復物（冠・詰物）の製作しているため、とてもクオリティの高い治療を行なっています。

今日の説明会に参加して感じたことは、修復物（冠・詰物）を機械が製作するとはいっても、均一のものができるのではなく、操作（設計）する人間のスキルによって完成度が変わってしまうような印象を受けました。しかし、患者さんにとっては、治療期間が短く 経済的に行えるため　メリットはありそうです。